カーリースは中途解約できる?

カーリースは中途解約できる?

公開日:2024.08.28

表示価格及び、グレードや取り扱い状況は「公開日」もしくは「更新日」当時のものとなり、現在の情報と異なる場合がございます。

頭金もかからず、月々の定額支払いのみで選んだ車に乗ることができるカーリースは、現代では新しい車の乗り方として定着しつつあります。

金銭的な見通しも立てやすく便利なカーリースですが、原則として中途解約は認められていません。

一度契約したら、基本的にはリース契約期間が満了するまで契約を継続する必要があります。

そのため、例えば引っ越しや転勤、ライフスタイルの変化で車が不要になったとき、家族が増えて大きい車に乗り換えたいときなどに身動きがとりにくいことがあるでしょう。

本記事ではなぜ中途解約ができないのか、その理由と、一般的には認められていない中途解約が例外的に認められるケースについて解説します。

中途解約対策や中途解約OKなリースもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

カーリースで中途解約ができない理由

冒頭でも述べたように、カーリースは基本的に中途解約ができません。

カーリースは、リース会社が代わりに新車を購入してお客様にリースし、月額料金を支払っていただくことで成り立っています。

中途解約ができてしまうと残りの期間分の料金が支払われず、リース会社に損害が発生してしまうため、原則として契約期間中の中途解約を不可としているのです。

同じく、リースした車の乗り換えも中途解約の扱いになりますので、車種は慎重に選びましょう。

また、カーリースにはクーリングオフ制度が適用されません。

クーリングオフは消費者を守るため、セールスなどにより十分な検討の余地なく購入したものに対して適用される制度です。

車は詳しい説明を聞き、十分に検討した上で契約を結ぶもののため、そもそもクーリングオフの対象とはならないのです。

車をリースしてから「やっぱりクーリングオフしたい」ということもできませんので注意しましょう。

例外的に中途解約ができるケース

ご説明したような理由から、基本的に中途解約はできません。

しかし、以下のようなケースでは例外として認められる場合があります。

  • 事故での全損
  • 盗難
  • 契約者が病気やケガ、死亡により運転ができなくなった場合
  • 急な海外転勤

このように、車自体や契約者にトラブルがあり運転不可能になった場合には、例外的に中途解約が可能になる場合もあります。

その際はリース会社の承諾を得た上で、解約の手続きを行うことになります。

しかし、お客様都合での解約の場合、どのような理由であっても中途解約をすると違約金(中途解約金)が発生します。

中途解約できない理由としてもご説明した、リース会社の損害を最小限に抑えるためです。

次に、この違約金の計算方法をご紹介します。

違約金の計算方法

中途解約となった場合の違約金は、残りのリース料やその車両の残存価格から算出されます。

細かな算出方法についてはリース会社によっても異なりますが、ピタクルでは解約金の計算は以下のように行われます。

  1. 契約リース料から支払い済みのリース料を引き、『残リース料』を算出する
  2. 【解約金の基本計算式】(残リース料 + 設定残価) - 未発生費用 - 査定額
  3. 算出された差額に、諸手数料を足す
  4. 解約金額の決定

また、これはあくまで違約金の額であり、未払いのリース料がある場合は加えてその未払い分と消費税も別に支払わなければならないため注意しましょう。

もうひとつ注意しなければならないのは、違約金は一括で支払わなければいけないという点です。

分割払いができないため、中途解約にはまとまった金額が必要となり、大きな負担がかかるでしょう。

できる限り中途解約しないように工夫することを強くおすすめします。

中途解約を避ける為に工夫できることは?

それでは、中途解約を防ぐにはどのような工夫をすればよいのでしょうか。

中途解約を避けるためにできる工夫を5つ、ご紹介します。

ライフスタイルに応じた車種・プランを選ぶ

中途解約を希望する理由の1つに、「車種やプランを変更したい」という理由があります。

例として、次のようなケースがあげられます。

  • 荷物をたくさん載せられる車を選択したが、実際に乗ってみたら無駄なスペースが多かった為、軽自動車に変更して月額料金を抑えたい
  • 今乗っている車の新型車が出た為、新しいモデルに乗り換えたい
  • メンテナンスなしのプランを選択したが、思った以上にメンテナンス費用の負担が大きかった為、メンテナンス付きのプランに変更したい

ご自身に合わない車種やプランを契約してしまうと、使い勝手に対して月額料金に満足できない、快適に車に乗れない等の問題が生じます。

しかし、車種やプランの契約内容は、ご契約後に変更ができません。どうしても変更したい場合、中途解約する必要があります。

中途解約を避ける為、何より快適にマイカーリースのサービスをご利用いただく為には、乗り方やライフスタイルに応じた車種・プランでマイカーリース契約をすることが大切です。

マイカーリースを契約する前には、ご自身の車の乗り方やライフスタイルを今一度確認して、どの車種・プランが合っているかを慎重に考えましょう。

契約期間を短めに設定する

ライフスタイルが変化するタイミングでは、車が不要になったり、車種の変更が必要になったりする可能性が高いです。

ご契約の期間が長期になるほど、リース契約期間中に転居や転勤、結婚等のライフイベントが起こりやすいと言えます。

マイカーリース契約のリース契約期間を短期とすることで、生活に合わせて車種やプランを変更しやすくなり、リース契約期間中に中途解約が必要になるリスクを減らせます。

近い将来にライフイベントが控えている方は、短期間での契約もご検討ください。

また、多くのリース会社では、リース契約期間満了後、利用していた車を引き続き利用し続けられる「再リース」を選択することができます。再リースをすれば、車種やプランはそのままに、リース期間を延長することが可能です。

「せっかくお気に入りの車に出会えても、リース契約期間が満了したら手放さないといけないの?」と不安に思っている方も、安心してマイカーリースをお選びください。

定期的に点検やメンテナンスをする

マイカーリース契約は、車の故障が原因で中途解約が必要になる場合があります。

特に注意が必要なのは大きな故障が発生し、高額な修理となる場合です。故障はドライバーの過失が原因になる他、車の異常が原因で生じる場合があります。

法定点検や6ヶ月点検等、定期的な点検を徹底すれば、車に異常が生じていた際に早期発見ができます。エンジンオイルやオイルエレメント、その他消耗品の交換等のメンテナンスを徹底すれば、車に異常が生じる可能性を低減することが可能です。

マイカーリースの場合、車検や法定点検、6ヶ月点検、エンジンオイルやオイルエレメント、消耗品の交換等、一部の点検やメンテナンスが含まれたプランがあります。

点検やメンテナンスが含まれたプランならば、その費用を予め月額料金に含めることが可能です。

必要に応じて気軽に点検やメンテナンスができる為、マイカーリース契約をする時は、メンテナンス付きのプランがおすすめです。

任意保険に加入する

カーリース契約では、最初に自賠責保険に加入します。

しかし、自賠責保険の補償は事故時の対人補償のみであるため、事故で車が全損になってしまう、盗難で車を失ってしまったなどの場合、中途解約時の自己負担が高額になってしまいます。

そのため、カーリース利用時には任意保険に加入してあらゆる場合に備えておきましょう。

任意保険には様々な特約があり、事故で中途解約せざるを得ない場合に中途解約費用を補償する特約も存在します。

そういったものを選んでおくと安心ですね。

中途解約可能なリース会社を選ぶ

カーリースには、リース会社によって中途解約特約が付いているプランがあります。

ライフスタイルの変化や遠距離の転勤等の可能性があり、カーリースが不安だという人は、このようなサービスを選ぶのがおすすめです。

中途解約できるリース会社やその詳細については、次で詳しくご紹介します。

ピタクルなら、ライフイベントに由来する中途解約では解約金が免除に

これまでご紹介したように、通常であればお客様都合で中途解約をする場合は、いかなる理由があっても中途解約金の支払いが必要です。

しかしピタクルでは、ライフイベントに由来する一部のケースに限り(※)、中途解約金が免除になる特約が自動付帯されております。

中途解約金が免除になるケースは以下の通りです。

  • 契約者本人の死亡
  • 障害者手帳が交付される障害の発生
  • 要介護認定
  • 運転に支障がある病気や傷害の診断(全治見込90日以上)
  • 自動車運転免許証の返納
  • 運転免許の取消
  • 海外転勤
  • 都道府県をまたぐ住所変更
  • 結婚

※詳しい条件等につきましては、よくある質問をご覧になるかコンシェルジュまでお問い合わせください。

特に、他の都道府県への転居や結婚は、多くの方が経験する「車と密接に関係するライフイベント」です。

都市部への引っ越しだと駐車場が高くて車を使わなくなったり、結婚して家族が増えた際に新しい車に乗り換えたくなったりするケースが考えられます。

数年以内に他の都道府県へ転勤するかもしれない方や、近い将来に結婚をするかもしれない方も、中途解約金の支払いを心配せずにご契約いただけます。

またピタクルでは、運転能力や認識能力の低下により自動車運転免許証を返納する場合も、解約金なしで中途解約をすることが可能です。

「今は運転することに不安はないけれど、数年後も同じか分からない。」そのような「もしも」の場合を想定されている方にも、ピタクルは安心してご利用いただけます。

ただし中途解約金が免除になるのは、ご契約開始日から1年が経過した後です。上記のケースに該当する場合でも、ご契約開始日から1年未満であれば、解約金は免除されませんのでご注意ください。

また、上記のサービス対象となるのは2021年6月1日以降にご契約いただいたお客様の内、自動車リース契約書に「中途解約に関する特約」が付記されている契約のみとなります。

まとめ

カーリースは、基本的に中途解約不可となります。

また中途解約が例外として認められても違約金は発生することが多いため、途中解約を防ぐための工夫について確認し、しっかりと理解したうえで契約をすることが大切です。

ピタクルでは、ベテランのコンシェルジュが車選びやプラン選びを含めて、お客様のカーライフを全面的にサポートいたします。

「カーリースを利用したいが、後悔しないためにどのプランを選ぶのが良い?」

「どんな車両がいいかわからない」

など、不安がある場合にはお気軽にご相談くださいね。

また、ピタクルは中途解約金の免除やメンテナンス付きプランの用意等、お客様の暮らしに寄り添ったサービスをご提供しています。

初めての方でも安心してご利用いただけますので、マイカーリースをご希望の場合はピタクルにお任せください。

まずはピタクルまで、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ
はこちらから

「プランをもっと詳しく」
「オプションの選び方が分からない」

など、ご不明点等は
お気軽にお尋ねください。

お問い合わせページへ遷移します
0120-953-304
(受付時間:土日祝日除く9:00~17:00)