自動車保険とマイカーリース

自動車保険とマイカーリース

公開日:2021.09.13

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車に乗る時は、万が一の事態を考えての備えが必要です。車を運転することは、いつも事故と隣り合わせになります。自分が事故を起こしてしまったら、もしくは事故の被害を受けてしまったら…そのような時を見越して、自動車保険に加入しておくことが大切です。

マイカーリースで車に乗る時も同じです。事故の危険性は存在しますので、万が一の時を考えて、マイカーリースを利用する場合も、自動車保険に加入することを検討しましょう。

自動車保険には大きく分けて、車を所有する場合必ず加入しなければならない「自賠責保険」と、自賠責保険ではカバーできない損害を補償する「任意保険」の2つがあります。

自賠責保険と任意保険は何が違う?

自賠責保険と任意保険には、次のような違いがあります。

加入義務の違い

自賠責保険への加入は法律で義務付けられています。一方、任意保険は読んで字のごとく任意で入る保険です。万が一、自賠責保険に加入しないまま運転をしてしまった場合、懲役刑や罰金刑の罰則が課されます。また、加入していなければ、車を車検に通すことができません。車検には、自賠責保険に加入していることを証明できる「自賠責保険証明書」が必要です。

自賠責保険は、「最低限の救済」を目的としています。事故を起こした人が誰であろうと、事故の被害を受けた人が最低限の救済を受けられるように、と考えて作られている保険が自賠責保険です。自賠責保険に加入していない人が事故を起こせば、被害者は治療費等を支払ってもらえず、困ってしまいます。このように、被害者が困ってしまう事態を防ぐ為に、最低限の保険である自賠責保険への加入が義務化されています。

補償範囲の違い

自賠責保険で補償されるのは「相手」への補償のみなので、万が一の時に不安が残ります。「自分」に関するトラブルや「モノ」に関するトラブルが起こった場合、自賠責保険では保険金が支払われません。

任意保険には、様々な種類の補償が用意されています。補償範囲、補償対象、補償額等、自分に必要な補償を選んで、組み合わせることができます。

任意保険は、自賠責保険ではカバーできないヒトの補償やモノの補償を受けられます。加入は義務付けられていませんが、車に乗る以上は万が一を考えて、加入するべきと言えます。

マイカーリースで考えておきたいリスク

マイカーリースで借りた車で事故を起こしてしまうと、賠償金の支払いは、マイカーリース契約をしているお客様に求められます。

また、マイカーリースで車を借りている場合、返却時には、車を原状回復させることが求められます。リース中に、万が一事故を起こしたり、巻き込まれたりして車が破損・故障してしまった場合は、お客様の負担で車を修理する必要があります。

自賠責保険は対人補償のみの為、モノへの補償はありません。事故の程度によっては、車が全損、もしくは走行不能になり、廃車になる場合もあります。そうなるとかかる費用が、高額になる場合があります。
任意保険では車両補償や対物補償を申し込むことが出来ます。

マイカーリースで任意保険の加入はほぼ必須

どんなに安全運転を意識していても、事故を起こしてしまう可能性はゼロではありません。事故や盗難に巻き込まれる危険性もあります。「安全運転には人一倍気を付けているから大丈夫」と思っても、100%安心はできません。

例えば、雨の日は視界が悪く、運転がしづらくなります。路面の状態も悪い為、晴れた日よりも事故が起こりやすいです。運転中、突然体調が悪くなる可能性もあります。天候や体調等、自分ではどうしようもないケースで事故に遭う人が大勢います。「もし事故が起こってしまったら」を考えて、備えておくことが大切です。

任意保険に加入するなら、基本である、対人補償、対物補償は手厚く申し込んでおくと安心です。事故の程度によっては、被害者が死亡したり、重度の後遺症を負ってしまったりします。その場合、億を超えるような賠償額を請求された事例があります。

上限を設けることで、保険料を安くすることができますが、上限額を超えた分は自己負担になります。

自動車保険への加入ではどれくらいの費用がかかる?

任意保険に加入するとして、保険料の負担はどのくらいになるのか気になりますよね。任意保険に加入した場合、自賠責保険と任意保険、両方の保険料を支払う必要があります。

自賠責保険の保険料は、全国で統一されています。加入手続きは損害保険会社の営業所や自動車の販売店等で行えますが、いずれも、国が決定した料金での契約が義務付けられている為、全国一律で販売されています。2020年4月、自賠責保険の保険料は値下げされました。保険料は、車種によって異なるので、ご自身の乗られる車に合わせて加入をしてください。

任意保険はカスタマイズができる為、保険料を調節できます。任意保険は、対人賠償保険と対物賠償保険等の賠償責任保険に加入するのが基本です。それ以外にも、必要に応じて様々なオプションを付けることができます。

車にご家族を乗せることが多い場合は、傷害保険を考える必要があります。また、事故に関わらず、自分の車を破損させてしまうこともあります。ご自身を守る為にも、ご家族を守る為にも、車の乗り方や家族構成に合った任意保険を選びましょう。

保険料は事故のリスクや等級によって変化します

車に乗る機会が多いと、事故が起きるリスクが高くなります。車に乗る機会が多い場合だけでなく、走行距離が長い場合も事故のリスクは高まります。このように事故のリスクが高いと、保険料は高くなります。

また、長い期間、事故を起こさなかったことを証明できる「ゴールド免許」を持っていると、割引が適用されることがあります。

さらに、任意保険には等級制度が存在します。契約者の事故歴に応じて、保険料の割引、割増が適用されるという制度です。20段階に分けられており、最初は6等級から始まります。保険を使用するような事故がなかった場合、次の年度で等級が1つ上がります。等級が高くなるにつれて、割引率が大きくなる仕組みです。事故を起こさないように気を付けていると、どんどん保険料がお得になります。

事故を起こさなければ20等級まで上がりますが、逆に事故を起こしてしまうと、翌年に1~3等級下がってしまいます。3等級以下になってしまうと、保険料が割増になります。

マイカーリース契約をした場合、現在の等級を引き継げる場合があります。等級を引き継げるかどうかは、保険会社に確認をしてください。

自賠責保険や任意保険の保険料の支払いは、マイカーリースの月々の支払いと一緒?

マイカーリースは、月々定額の月額料金を支払って好きな新車に乗ることができます。月額料金の中には、車両本体価格、各種税金、各種手数料、場合によってはメンテナンス費等も含まれます。それら諸々の金額に加えて、自賠責保険料も含まれています。ピタクルでも、ベーシックプランであれば自賠責保険の保険料が月額料金に含まれます。

一方、任意保険は月額料金には含まれていないケースがほとんどです。マイカーリースの月額料金とは別に支払う必要があります。

保険は大切ですが、日々の安全運転も大切です

どんなに気を付けていても、事故が起こるリスクがありますが、安全運転を心がけることで、そのリスクを限りなく低くすることが可能です。マイカーリースを利用する場合でも、同じように安全運転が求められます。任意保険の加入にかかわらず、自分の運転を見直して、日頃から安全運転を心がけることが大切です。教習所で学んだ安全運転5則を思い出しましょう。

  • 安全速度を必ず守る
  • カーブの手前でスピードを落とす
  • 交差点では安全を確かめる
  • 一時停止で横断歩行者の安全を守る
  • 飲酒運転は絶対にしない

これらは当たり前のことですが、運転に慣れてくると、気が緩んで忘れてしまうこともあります。定期的に安全運転5則を思い出すようにしましょう。それだけでも安全意識の向上に繋がります。

安全運転をしても避けられなかった事故をカバーすることが任意保険の役割です。安全運転を意識しつつ、いざという時の備えも忘れてはいけません。

マイカーリースでも任意保険に加入しましょう

マイカーローンで車を購入する時と同様、マイカーリースを利用する場合も、思わぬ事故が起こる可能性を考えて、任意保険への加入を検討しましょう。

自身を守る為、家族を守る為、そして車を守る為に任意保険は重要です。保険に関する内容をはじめ、車選びやプラン選び等、マイカーリースについて不安な点や疑問点がある方は、ピタクルにご相談ください。お客様にぴったりな車種を含め、月額料金や任意保険についての相談を受け付けております。

マイカーリースのことは、ピタクルにお任せください。

まずはピタクルまで、お気軽にお問い合わせください。

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