カーリースで事故を起こしてしまったら?

カーリースで事故を起こしてしまったら?

公開日:2024.08.28

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カーリースのご利用を考えている方、今現在利用しているという方の中には、「借りている車で事故を起こしてしまったらどうすればいいの?」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

事故対応の方法はもちろん、事故後の契約はどうなるのかということや、お金はどのくらい支払うことになるのかなど、気になることは多くありますよね。

今回はそんな方々に向けて、事故発生後の対応から、カーリースでの事故に関して万が一に備えて知っておくべきこと、確認しておくべきことなどを詳しくご紹介します。

ぜひこの記事で不安を解消して、カーリースでの車生活を楽しんでくださいね。

カーリースで事故を起こした場合の対応

まずはカーリースで事故を起こしてしまった場合どのような対応を取ればよいのか、事故発生直後の対応を手順に沿ってご説明します。

①安全を確保する

第一に、さらなる事故につながってしまわないよう事故発生地での安全を確保しましょう。警告灯を点灯させ、必要であればエマージェンシーハザードランプを使用します。

②負傷者の救助、救急車の要請

怪我をした人がいる場合や重大な事故の場合は、すぐに救護し救急車を要請しましょう。

③警察への通報

事故の報告は法律で義務となっていますので、できるだけ早く警察に通報しましょう。警察が来て事故の詳細を記録し、事故報告書を発行することになります。警察に発行される事故証明書は、任意保険の補償にも必要になることがあります。

④安全な場所へ移動

車両が動ける状態であれば、事故発生地から安全な場所に移動しましょう。移動が難しい場合は車内で待機し、警察の指示に従います。

⑤他の関係者との情報交換

衝突事故などで事故に関わる他のドライバーがいた場合、また事故の目撃者がいる場合には、今後の対応のために名前、住所、電話番号、保険情報などの基本情報を交換します。

⑥写真の撮影

事故現場や車両の損傷状況を撮影します。できるだけ詳細な写真を撮っておくと、後に手続きで必要になった場合に備えられます。

⑦リース会社と保険会社への連絡

できるだけ早くカーリース会社と保険会社にも事故を報告します。報告が遅れると、対応が遅れてしまう可能性があります。

上記の手順は事故現場の状況や、サポートできる人数、傷病者の状況によっても異なります。

加入している保険によってはその場で指示を出してくれるなど、当事者の代わりに諸々対応してくれる場合もありますので、不安な方は保険加入時に確認しておくとよいでしょう。

カーリースの車で事故を起こしたら契約はどうなるのか?

では、カーリースの車で事故を起こしてしまった場合、契約はどうなるのでしょうか。

カーリースでの事故の際の契約は、その事故による損害でリース車が継続して利用可能かどうか、または中途解約になるのか、修理が可能な損害であるか否かという点に依存します。

修理が可能な場合とそうでない場合、また事故の原因が自分にない場合、それぞれ契約はどうなるのか見ていきましょう。

■修理可能な場合

修理可能な損害であれば、通常はリース契約には影響はありません。

ただし、修理費用は自己負担となりますので注意しましょう。

任意の自動車保険に加入していれば保険内容の範囲に応じて補償が受けられるため、加入しておくと安心ですね。

加入する保険についてですが、車には、「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。

自賠責保険は、法定の強制保険です。対人補償を目的としており、修理費用の補償はありません。対して任意保険は、自賠責では補償されない部分をカバーする保険です。登録時の自賠責保険料はリース料金に含まれていますが、任意保険は強制保険ではありませんので、自分で加入する必要があります。万が一に備えて、リース車が損害を受けた場合の修理費用を補償してくれる任意保険にしっかりと加入しておきましょう。

また、リース会社によっては修理工場を指定される場合もあります。修理に出してしまう前に確認しておくと良いでしょう。

■全損事故の場合

全損事故で車の修理が見込めない場合、通常はカーリース契約が強制解約となります。

カーリースは未払いのリース分がリース会社の損害となってしまうことを防ぐために、基本的に途中解約が認められないため、解約には違約金が生じます。

違約金には、

  • 契約期間中の未払いリース料金
  • 残りの契約期間分の料金
  • 契約時に設定された残価
  • 事務手数料

などが含まれます。

残りの契約期間分の料金に加え、設定残価分の負担がかかるため、契約期間が長いほど違約金の総額は高くなります。

また、全損の場合の対応や違約金は、リース会社によっても細かな違いがあることがあります。

全損事故が起きてしまった場合の契約の取り扱いについては契約時に規約で定められていますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

万が一に備えてリスクを回避したいという方は、事故の相手方や自身の補償を対象とする通常の自動車保険ではなく、事故時の違約金を補償してくれるカーリース専用の自動車保険に加入するのも選択肢のひとつです。

事前に契約要件を確認しておき、違約金が高額になる可能性があれば、必要に応じて専用の保険に加入しておくと安心ですね。

■もらい事故で全損になった場合

例えもらい事故であっても、全損で車が利用できなくなってしまうと強制解約となってしまいます。

違約金も同様に発生しますが、相手側に損害賠償を請求することができます。

保険や修理の際にはリース会社と連絡を取り、指定された整備工場を利用するようにしましょう。

カーリースの車で事故を起こした際の修理について

リース車で事故を起こしてしまった場合には、修理する場所や手続きも通常とは異なり、リース会社を通すことになります。

ここでは、そんなリース車の修理に関する疑問や、気になる修理費用についても解説したいと思います。

修理が必要な事故が発生した場合、まずはリース会社に連絡して修理手続きを開始します。

カーリースではリース契約に基づいて修理工場が指定されていることも多くありますので、その場合はその工場に車両を持ち込むように指示されることがあります。

必ず早めに連絡をし、指示に従うようにしましょう。

契約内容にもよりますが、修理期間中はリース会社から代車が提供されることもあります。また、契約に含まれていなくとも有償で借りることも可能です。

事前にどのような契約になっているか確認しておきましょう。

修理費用の負担は?

リース車の修理費用は、自分で負担することになります。修理にどのくらいの費用がかかるのかは事前に把握しておきたいですよね。

修理費用は、損傷の程度や場所、車種によって大きく異なります。自動車保険に加入していれば一部は補償されますが、程度によっては自己負担が発生することもあるでしょう。

擦り傷など小さな傷やへこみであれば1万〜3万円程度など比較的低額で修理できますが、範囲が大きい場合、また部品の交換が必要な場合はどうしても高額になってしまいます。

例えば擦り傷であってもパネル1枚を丸ごと補修することになると5万〜10万円はかかってしまうこともあります。

フロントをぶつけた時なども、バンパーを交換するだけであれば10万円程度で済みますが、ライトやコンデンサーなど内部の部品が交換になったり、エンジンの損傷があったりすれば50万〜100万円以上かかるとされています。

もちろん車自体の価格が高いものは修理代・部品代も比例して高額になるため注意しましょう。

また、実際の費用は修理工場や状況によっても異なります。

ディーラーの修理には安心感がありますが料金が高く、その反面、民間工場やカー用品店では安心感はディーラーに劣りますが費用を抑えることができます。

自分で修理業者を選べる場合には、それぞれのメリットと損害の程度などを見て判断しましょう。

万が一に備えた保険選び

これまでご紹介したように、カーリースの車での事故が起きてしまえば、契約の解約となってしまったり、修理費や違約金がかかってしまったりと、突然の対応や出費に追われることがあります。

万が一の事故に備えて安心してカーリースを利用するためには、保険を適切に選択し、加入することが不可欠です。

まずはカーリース利用者が比較すべき保険がそれぞれどんな補償内容となっているのか理解しておきましょう。

自動車保険は大きく分けて、

  • 自賠責保険
  • 任意保険

の2つに分けられます。

自賠責保険は、法律ですべての車に加入が義務付けられている強制保険です。

カーリースでは、登録時の自賠責保険は基本的にリース契約に含まれています。

※車検時の自賠責保険は、契約によって含まれる場合と含まれない場合がございます。

自賠責保険の補償は対人補償のみとなっているため、事故によって修理が必要になった場合の修理費などは補償されません。

そのため、事故に備えて任意保険に加入しておきましょう。

任意保険は、強制ではなく自由に加入を選べる保険です。

事故による損害や修理費用、車両の損失などをそれぞれカバーすることができるため、カーリース利用者にとっては必須と言っても良いでしょう。

種類や補償内容もさまざまであるため、契約内容や自己負担額を確認し、適切な補償範囲を選ぶのが重要です。

任意保険のうちのひとつに、車両保険と呼ばれるものがあります。

名前の通り車両の損害に対する保険で、事故や盗難などで車が損傷した場合、修理費用をカバーすることができます。

カーリースの事故に備えて加入するなら、こういった車両保険もおすすめですね。自己負担や補償範囲は保険によって異なるため、確認して自分に合ったものを選びましょう。

保険の費用など、車の保険に関してさらに詳しく知りたいという方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

関連リンク 詳細ページ

また、リース会社によっては、任意保険についてもリース会社によって定められているという場合もあります。

任意保険を自分で選びたい・料金が手ごろなカーリースを探しているという方は、ぜひ様々なプランをご用意しているピタクルをご利用ください。

まとめ

車に乗る上で、交通事故のリスクは避けられません。

万が一の場合に備え、カーリースの契約内で対応できることやサポート体制の有無、また事故発生時にどのような対応をとればよいかを知っておくことが大切です。

さらに、安心してカーリースを利用するためには、万が一の場合の備えとして適切な保険を選択し、加入しておくことが不可欠となります。

任意保険の内容や契約条件を理解し、各種保険を適切に活用して修理費用の一部または全額をカバーできるようにしておきましょう。

ピタクルのように月額料金の安いプランもあるカーリースであれば、任意保険の保険料にもしっかりと予算を割くことが可能になります。

まずは、乗りたい車が月々いくらでリースできるのかシミュレーションしてみましょう。

まずはピタクルまで、お気軽にお問い合わせください。

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