カーリースは「わ」ナンバー?好きなナンバーは選べるの?
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レンタカーで使用される「わ」ナンバーですが、レンタカーのように借りて乗ることができるカーリースも「わ」ナンバーと思われる方が多いのではないでしょうか。
今回は、カーリースで使用されるナンバーを解説していく中で、ナンバーの数字やひらがなの意味、希望ナンバーの利用方法について解説していきます。
カーリースのナンバーは「わ」?
ナンバーに使われるひらがなは法令に則って指定されています。「わ」ナンバーは、一般的な自家用車には使用されず、レンタカーなどの貸渡用車両に使用されています。
カーリースも、リース会社から車を借りて乗ることができるサービスのため、「わ」ナンバーが使用されていると思われることもありますが、カーリースのナンバーは「わ」ではありません。
カーリースは一般的な自家用車と同じように、車検証に記載されている使用者が契約者の名前になっているため、貸渡用車両にはならず一般的な自家用車と同じナンバーが使用されます。
車のナンバーの意味
車のナンバーには、文字や数字が羅列されていますが、それぞれに意味があります。例えば、「品川330さ1234」というようなナンバーの場合は次の様な意味があります。
品川 | 地域 |
---|---|
330 | 分類番号 |
さ | ひらがな |
1234 | 一連指定番号 |
上記のようにそれぞれの文字や数字は意味を成していて、また、ナンバーの色などにも分類分けがあります。
それぞれの意味について解説します。
ナンバーの色
車のナンバーの色は、車が自家用車なのか事業用車なのかを表したり、普通車や軽自動車などを表したりする意味があります。一部、例を挙げると以下の通りです。
ナンバーの色 | 使用される車 |
---|---|
白色 | 自家用普通車・大型車(ご当地ナンバーやオリンピック記念ナンバーであれば軽自動車で使われることもあります) |
黄色 | 自家用軽自動車 |
黒色 | 事業用軽自動車 |
緑色 | 事業用普通車・大型車 |
ナンバーの色で、基本的には車の種類が判別できるようになっていますが、近年ではご当地ナンバーやオリンピック記念ナンバーなどにより、様々なデザインのナンバーも増えています。
地域名
ナンバーに表記されている地域名は、登録する住所を管轄する運輸支局によって異なります。例えば、品川区は「品川」ナンバーになりますが、千代田区や中央区、目黒区なども同じ東京運輸支局(品川区)が管轄になるため「品川」の表記ナンバーです。
地域名でもある程度、登録している住所を特定できるようになっています。
分類番号
地域名の横に表記されている数字は、「分類番号」と言います。分類番号は、自動車の種別を分類するための番号です。主に0〜9から始まる番号が以下のような分類で表記されています。
更に最近では希望番号制度の普及に伴い、地域によっては分類番号3桁数字の一部にローマ字表記がされています。
種別 | 分類番号 |
---|---|
貨物自動車 | 1・100〜199・300〜399 |
乗合自動車 | 2・20〜29・200〜299 |
乗用自動車 | 3・30〜39・300〜399 |
小型貨物自動車 | 4・40〜49・400〜499 6・60〜69・600〜699 |
小型乗用自動車 | 5・50〜59・500〜599 7・70〜79・700〜799 |
特殊用途自動車 | 8・80〜89・800〜899 |
大型特殊自動車 | 9・90〜99・900〜999 |
大型特殊自動車(建設機械) | 0・00〜09・000〜099 |
家庭用の車で使用されるのは、普通乗用自動車の3ナンバーや軽乗用自動車の5ナンバーが一般的です。それ以外は、あまり馴染みないかもしれませんが、車の種別ごとに番号が表記されています。
ひらがな
車のナンバーで使用されているひらがなは以下の用途により振り分けられています。
用途 | 普通車 | 軽自動車 |
---|---|---|
自家用 | さすせそ たちつてと なにぬねの はひふほ まみむめも やゆ らりるろ |
あいうえ かきくけこ さすせそ たちつてと なにぬねの はひふほ まみむめも やゆよ らるろ を |
事業用 | あいうえ かきくけこ を |
りれ |
賃渡用 | われ | わ |
在日米軍用 | よ YEHKMT | AB |
レンタカーやカーシェアの車は、「賃渡用」に該当し、普通車であれば「わ」や「れ」、軽自動車であれば「わ」が使われています。一方、カーリースは、一般的に利用されている自家用車に該当するため、「わ」ナンバーが使われることは基本的にはありません。
一連指定番号
一連指定番号は、ひらがなの横に表記される最大4桁の数字で、希望ナンバーとして指定できる番号です。1から9999までの数字を希望ナンバーとして申請し、申請が通れば取得することができます。
1桁の数字やゾロ目などは、人気の希望ナンバーで、各運輸支局にて毎週月曜日にコンピューターによる抽選が行われています。
一般ナンバー使用できるメリット
「わ」ナンバーではなく、一般ナンバーを使用できるメリットについて解説していきます。
自家用車と同じように使える
レンタカーやカーシェアは、必要な時に必要な時間のみ車を借りることができるため、維持費もかからず便利に利用することができます。
しかし、レンタカーやカーシェアに使用される「わ」ナンバーは、レンタカーと認識している方も少なくないため、マイカーと同じような感覚で使用することはできないこともあります。
その点、カーリースは、自家用車と同じナンバーが使用できるのでマイカーとして使用することができます。
カーリースは希望のナンバーにできる?
カーリースでは、希望のナンバーを取得することもできます。一般的にカーリースでは、希望のナンバーを使用したい場合には、契約時に申請します。手続きに関しては、ディーラーや代行業者などが希望ナンバーの手続きを行うケースがほとんどです。
しかし、リース会社によっては、ご自身で申請できるケースやリース期間中に変更したい場合にご自身で行うことができることもあります。希望ナンバーの取得方法や費用について解説します。
希望ナンバーの取得方法
希望ナンバーの取得方法は、運輸支局にある「希望番号予約センター」または、インターネットにて一般社団法人全国自動車標板協議会のサイトより「希望番号申込サービス」を利用する方法があります。
また、希望ナンバーは、人気番号の「抽選希望番号」と、その他の「一般希望番号」に区別されています。「抽選希望番号」については、週に一度の抽選になるため、時間を要する可能性があります。
希望ナンバーの取得方法の手順としては以下の通りです。
- 「希望番号予約センター」もしくは「希望番号申込サービス」より申込む
- 希望ナンバーが取得できた場合は、送付されるメールに記載された期日までに交付手数料を支払う
- 入金確認メールが届いたら、メールに記載の期日までに希望番号予約センターへ希望番号予約済証を受け取りに行く
- 管轄の運輸支局または軽自動車検査協会にて登録手続きを行う
- 希望番号予約センターでナンバープレートを受け取る
ナンバーの交付手数料
ナンバーの交付手数料は、管轄する運輸支局によっても金額が異なりますが、地域による金額差はそれほど大きな差ではありません。ナンバープレートの種類として、標準タイプとして使われている「ペイント式」と文字部分が樹脂製の、ライトで光る「字光式」の2タイプがあります。
例えば、東京都のナンバーの交付手数料の目安としては、以下の通りです。
【東京都】 | ペイント式 | 字光式 |
---|---|---|
通常ナンバー費用 | 1,450円 | 2,860円 |
希望ナンバー費用 | 4,140円 | 5,360円 |
通常ナンバーと希望ナンバーでは2,500円程度金額が異なります。もちろん、業者などに手配する際には、これら交付手数料以外にも代行手数料が10,000円〜40,000円程かかる傾向があるため、費用を抑えたい方は注意してください。
ピタクルなら希望ナンバーもおまかせ!
ピタクルでは、個人向けカーリースをご提供する中で、希望ナンバーも承っています。ご希望のナンバーがあれば、ご契約時にぜひご相談ください。その他にも、手続き上のことや利用できる車種など、少しでも気になることがあれば、カーリースに詳しいコンシェルジュがわかりやすくご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。
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