カーリースに含まれる費用を解説

カーリースに含まれる費用を解説

公開日:2022.03.16 更新日:2023.09.07

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「カーリースの料金にはどんな費用が含まれるの?」
「維持費は別に払わないといけないのかな?」

そんな疑問はありませんか?

こちらのコラムではマイカーリースについて、マイカーを持つために必要な費用のうち、月額料金として支払える費用と支払えない費用をまとめています。予想外の出費に慌てないために、契約前にご一読ください。

マイカーを持つためにかかる費用の内訳は?

マイカーリースの料金について解説する前に、まずはクルマの購入や維持にかかる費用の内訳をチェックしましょう。

マイカーを持つためにかかる費用は、購入前にかかる「頭金」や「初期費用」、購入してからのクルマの維持にかかる「維持費」の2種類に大別できます。

頭金

クルマを分割払いで購入するときに支払う車両の本体価格の一部です。車両本体価格の10~20%の費用が頭金の目安と言われています。

初期費用

購入の手続きに伴って必要になる諸費用です。こちらも頭金と同様、車両本体価格の10~20%程度かかります。

初期費用をさらに細分化すると、次のような費用が含まれます。

自動車税(軽自動車税)

1年に一度課される税金です。新車登録時に初期費用として支払う他、1年ごとに課税されます。年度はじめの一定期間内に支払いが求められます。

自家用普通乗用車は排気量に応じて税額が変わります。もっとも税額が低いのは総排気量が「1L以下」、次いで「1L超~1,5L以下」と0.5Lごとに税額が上がります。

自動車重量税

1年に一度課される税金です。新車登録時に、初期費用として次回車検までの3年分をまとめて支払います。その後も1年ごとに課税されます。ただし、毎年支払いをするわけではありません。2回目以降は車検時に、車検有効期間分を一括して支払います。

自家用普通乗用車は、重量500kgごとに税額が変わります。軽自動車の税額は定額です。

自賠責保険料

自賠責保険に加入することで支払いの義務が生じる保険料です。交通事故を起こした時、被害者に対して必要な補償ができるよう、クルマに乗る方には自賠責保険への加入が義務付けられています。最初に保険料を支払うのが新車登録のタイミングです。その後は基本的に、車検のタイミングで支払いをします。

環境性能割

自動車の燃費性能に応じて課される税金です。ガソリン車の場合は、大半のクルマに課税されます。税率は1~3%です。電気自動車や燃料電池自動車などの環境性能が高い車種は非課税になります。

登録手数料

新車登録時には、管轄の運輸支局でナンバーを取得します。通常はクルマの販売店舗が代行しており、その際にかかるのが登録手数料です。

リサイクル料

クルマの解体や、解体後のゴミ処理に必要な料金です。基本的には購入時に支払いをします。

その他手続きに関する諸費用

車庫証明書の申請と取得、ナンバー取得にかかる手数料等、手続きをクルマの販売店舗に代行してもらう場合に代行費用がかかります。

維持費

購入後、クルマを維持するために必要な諸費用です。維持費には次のような費用が含まれます。

自動車税/自動車重量税/自賠責保険料

初期費用の欄を参照

燃料代

クルマで走るために必要なガソリン等の燃料代です。費用や支払いのタイミングは、クルマの燃費や走行頻度、距離によって変わります。

駐車場代

賃貸住宅のように、別途駐車場を契約する必要がある場合に発生する費用です。基本的には毎月の支払いになります。

車検代

車検を受けるための費用です。乗用車の場合、新車登録から3年が経過したタイミングと、その後2年ごとのタイミングで支払いが発生します。

メンテナンス費用

クルマを維持するためのメンテナンスをする時にかかる費用です。例として、タイヤやエンジンオイル、オイルエレメントの交換費用、キズやヘコミのような損傷があった時の修理費用等が含まれます。

以上に挙げた維持費の他に、任意保険料や高速代等も必要です。

マイカーリースなら、費用の大半を月額料金として支払える

このように、マイカーを持つには頭金、初期費用、維持費と様々な費用がかかります。各種税金や車検代のように、時期によっては大きな出費が発生することも。さらに、費用によって支払いのタイミングが違うので、月の支払い金額も上下します。

「クルマを持ちたいけど、月によって出費が変わるのは不安…」

そんな悩みを持つ方もいるのではないでしょうか?

毎月安定した支払いで、気軽にクルマに乗りたい方におすすめなのがマイカーリースのサービスです。

マイカーリースでは、上記でご紹介した様々な費用の大半を、月額料金としてまとめて支払うことができます。突発的な出費が少なく、毎月の支払いが安定するのが大きな魅力です。

一般的に、マイカーリースの月額料金には次の費用が含まれます。

  • 車両本体価格
  • 自動車税
  • 自動車重量税※「車検時分はメンテナンスありのプラン」の場合
  • 自賠責保険※「車検時分はメンテナンスありのプラン」の場合
  • 環境性能割
  • 登録手数料
  • リサイクル料
  • 手続きに関する諸費用
  • 車検代※「メンテナンスありのプラン」の場合
  • メンテナンス費用※「メンテナンスありのプラン」の場合

マイカーリースで月額料金以外にかかる費用

様々な費用を月額料金として支払えるのが魅力のマイカーリース。一方で、維持費の一部は別途支払いをする必要があります。契約後に慌てないよう、別途支払いが必要な費用についても、しっかりと把握しておきましょう。

マイカーリースで月額料金以外にかかる費用は次の通りです。

  • 燃料代
  • 駐車場代
  • 車検代※「メンテナンスなしのプラン」の場合
  • メンテナンス費用※「メンテナンスなしのプラン」の場合
  • (任意保険料)

任意保険料は、カーリース会社によって支払いの有無が変わります。一部のカーリース会社は、任意保険料込みのサービスやプランを用意しています。ただし、任意保険料込みのサービスやプランはそれほど多くなく、契約者自身が別契約をして支払うのが一般的です。

車検代、メンテナンス費用は月額料金に含められる

車検代、メンテナンス費用は、「メンテナンスありのプラン」を選ぶことで、月額料金に含めることができます。

メンテナンスありのプランは、車検時に必要な費用や、消耗品の交換に必要な費用等、クルマの整備にかかる費用が月額料金に含まれているプランです。車検時に必要な費用とは、自動車重量税や自賠責保険料、車検代を指します。

こうしたクルマの整備にかかる費用が月額料金に含まれないプランは「メンテナンスなしのプラン」等と呼ばれます。マイカーを持つお客様が、必要なタイミングで該当の費用を、別途支払います。

プランによって異なるのは、月額料金に含まれる費用だけではありません。サービスの内容にも違いがあります。

メンテナンスありのプランは、車検等の定期点検の時期に、カーリース会社が指定したメンテナンス工場で点検を受けることができます。ご自身でメンテナンス工場を選ぶ手間がありません。この他、エンジンオイルやブレーキパッド等、安全に車に乗るために必要なパーツが劣化したタイミングで、メンテナンスのお知らせを届けてもらうことも可能です。

「面倒なことは任せたい」
「車にかかる維持費はなるべく定額にしたい」

そんな方には、メンテナンスありのプランがおすすめです。

サービスの内容を重視したプラン選びが大切

クルマの整備に慣れているお客様の場合、メンテナンスなしのプランを選ぶことがあります。メンテナンスなしのプランは、月額料金に維持費が含まれません。その分、抑えた月額料金でマイカーリースを契約できます。

ただし、整備に関するサービスも受けられないので、契約の際には注意が必要です。メンテナンス工場を選んだり、必要に応じてパーツの交換を考えたりを、ご自身で行わなければなりません。

メンテナンスに不慣れな方が月額料金を一番に重視してしまうと、必要な点検や修理ができず、安全・快適にクルマに乗ることができません。自己判断でメンテナンスをして、クルマを傷つけたり、故障させたりする恐れもあります。マイカーリースの契約をする時は、月額料金だけでプランを選ばないよう、ご注意ください。

また、同じメンテナンスありのプランでも、カーリース会社によって受けられるサービスの内容は変わります。希望のメンテナンスサービスを受けられるか、事前にチェックしましょう。メンテナンスサービスの内容については、各カーリース会社に問い合わせることで教えてもらうことができます。

メンテナンスの有無以外に、マイカーリースする車種や、契約前に設定する目安の走行距離、契約年数等の違いによっても月額料金は変わります。ご自身が納得できるサービスを受けられるプラン選びをしましょう。

乗り方によっては追加費用の支払いが必要になるケースも

マイカーリースでは、カーリース会社がクルマの所有者になります。クルマの乗り方によっては、追加費用の支払いを求められる可能性があるのでご注意ください。

具体的には、次のケースで追加費用の支払いが発生する恐れがあります。

目安の走行距離を超えてクルマに乗った場合

マイカーリースでは、契約前に月々の目安の走行距離を設定します。目安の走行距離を設定することで、契約満了時のクルマにどれくらいの価値が残っているか、「残価」を予想できるためです。カーリース会社では、車両価格から残価を差し引いた金額をもとに、月額料金を算出しています。

目安の走行距離を超えてクルマに乗ると、残価が下がってしまうことから、カーリース会社に損害が出てしまいます。契約者に対して、追加費用の支払いが発生するケースがあります。

故障や破損が激しい場合

マイカーリースでは契約満了時、原状回復をしてクルマを返却するのが一般的です。プランによっては、多少の損傷であれば原状回復をしないで返却することができます。しかし、故障や破損が激しい場合はカバーしきれません。月額料金でカバーしきれない修理費用は、クルマの返却時、追加で支払いを求められる可能性があります。

車体の改造の場合

カーリースでは車体の改造を禁止している契約が多いです。改造の可否については、契約書やリース会社への確認が必要です。また車体の改造を認められたとしても、クルマを返却する際は、元の状態に戻さなければならず、原状回復の費用が発生する恐れがあります。

中途解約した場合

マイカーリースは、原則として契約期間中の解約(中途解約)ができません。契約期間中は、契約者に代わりカーリース会社が、クルマの購入費用を負担している状態のため、中途解約をされてしまうと、一部の費用が未払いになり、カーリース会社に損害が生じるためです。

カーリース会社によっては、事情により中途解約を認める場合があります。ただし中途解約の際には、契約満了時までに支払う予定だった月額料金を「解約金」として、まとめて支払うのが一般的です。

解約金は、追加費用とは少々異なるものの、思いがけず発生する費用の一種。お客様にとって大きな負担になりますのでご注意ください。

以上は一例であり、どのようなケースで追加費用が発生するかはカーリース会社によって異なります。反対に、上記のケースでも追加費用の支払いが不要なカーリース会社もあります。

例えばピタクルなら、同じ中途解約でもライフイベントに由来するのであれば、解約金の支払いが免除される特約が自動付帯されています。ライフイベントとは、結婚や引越し等のことです。環境やライフスタイルが変わってクルマが不要になった時、中途解約をしても解約金が発生しないので、将来のことを心配せずにご契約いただけます。

※条件によっての中途解約金免除は、お車の登録から1年間は免責となります。

マイカーリースは、用途やライフスタイルに合わせて契約しましょう

「少しでも安くマイカーに乗りたい」

クルマを持つなら、そんなふうに思いますよね。しかし、マイカーリースは“料金の安さ”ではなく、車種やプラン等、“トータル”を見て契約をすることが大切です。

マイカーリースサービスの1つであるピタクルは、ベテランのコンシェルジュによる車種やプランの提案を強みとしています。こんなクルマに乗りたい、こんな用途で使いたい等、お客様のご希望に合わせて、ぴったりの車種やプランをご案内します。もちろん、料金に関するご希望も気軽にお話いただければと思います。

「月に3万円くらいでマイカーを持ちたい」
「維持費はできるだけ毎月コンスタントに支払っていきたい」

そんな方は、お客様に寄り添ったサービスを提供しているピタクルまでご相談ください。当社自慢のコンシェルジュが、楽しいカーライフを送るためのサポートをいたします。

まずはピタクルまで、お気軽にお問い合わせください。

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